RaspberryPi2が起動したとき、アプリケーションを自動で起動させる方法

OSでNOOBS(Raspbian)を選択した場合、OSが起動したときの状態は、以下の2つあります。

1.コンソールモード(テキストベースで、コマンドはキーボードから命令を入力します)
2.Xwindowモード(マイクロソフト製Windowsのように、マウスで操作します)

アプリケーションを自動で起動させる場合、上記2つで方法が違います。 Xwindowモードは、私が便宜上付けた名称です。


コンソールモードでアプリケーションを自動起動する方法

コンソールモードはOSが起動したとき、Loginが必要です。 そのため、このLoginを不要にする必要があります。 その後、自動で起動するアプリケーションを指定します。

Loginを不要にする設定

この設定を行うと、誰でも使えるようになるので、ご注意下さい。

1./etc/inittab を修正します。

管理者権限が必要なので、sudoを付けて実行します。

コマンド

2.以下の行を探して下さい。 Version1.4.1だと、54行目です。

1:2345:respawn:/sbin/getty --noclear 38400 tty1

3.これをコメントアウト(先頭に#を付けます)します。

4.以下の行を追加します。

1:2345:respawn:/bin/login -f pi tty1 </dev/tty1>/dev/tty1 2>&1

書き換えた結果

水色の行のようにします。
書き換えても良いのですが、後からLoginを有効にする場合が楽なので、このようにします。

5.保存します。

保存したら、次に自動起動するアプリケーションを指定します。


自動起動するアプリケーションを指定する方法

1./etc/rc.local を修正します。

管理者権限が必要なので、sudoを付けて実行します。

コマンド

2.「exit 0」の前に、追加したいアプリケーションを指定します。

起動したいアプリケーション

水色の行のようにします。
最後に&を付けないと、指定したアプリケーションが終了するまで、コンソール画面に戻りません。 最悪、OSの再インストールになるので、注意して下さい。

3.保存します。

これで、コンソールモードで、自動的にLoginし、指定したアプリケーションが起動するようになります。



Xwindowモードでアプリケーションを自動起動する方法

上記のコンソールモードで自動Loginし、Xwindowsを起動(startx)しても良いのですが、OSが起動したときの状態を、Xwindowモードに設定した方が簡単なので、この方法で説明します。

OSが起動したとき、Xwindowモードにする設定

電源をONにし、OSが起動すると、Xwindowが使える画面になる設定です。 すでにこの設定になっているときは次へ進んで下さい。 設定は、初期設定のアプリケーションを使います。

1.初期設定のアプリケーションを起動するコマンドを入力します。

sudo raspi-config

raspi-config

2.「3 Enable Boot to Desktop/Scratch」を選択します。

3 Enable Boot to Desktop

3.「Desktop Log in as user 'pi' at the graphical desktop」を選択します。

Desktop Log in as user

4.以下の画面に戻るので、TABキーを押し、「Finish」でリターンキーを押します。

Finish

5.再起動するか聞いてくるので、そのままリターンキーを押します。

reboot

再起動したら、Loginせずに、Xwindowモードになるはずです。 コンソールモードのままだった(Loginが表示された)ら、再度、上記(1)からやり直して下さい。

次にXwindowが起動したとき、自動起動するアプリケーションを指定します。


Xwindowで自動起動するアプリケーションを指定する方法

説明はXwindowを使って行います。

1.ファイルマネージャーを起動します。

ファイルマネージャーを起動

2.ファイルマネージャーの画面。

ファイルマネージャーの画面

3.表示されないフォルダがあるので、表示できるように設定します。

隠しファイルを表示

4..configの中のlxsessionを選択します。

.config

5.LXDE-piを選択します。

LXDE-pi

6.autostartをTextEditorで開きます。

autostart

7.起動したいアプリケーションを追記します。

起動アプリケーション

先頭に@を付けて記載します。

8.フォルダやファイルが無い場合は、作成します。

ファイルを作成します。

ファイル作成

名前を入力し、OKボタンを押すとファイルが出来ます。

名前入力

フォルダを作る場合も同じです。